保証協会融資を知る②
2009年08月12日
前回に引き続き、保証協会融資の話です。
中小企業が銀行から融資を受けるさいに
最も定番なのが保証協会融資です。
保証協会と銀行の関係を知っておくことは
経営者として意義あることです。
言わずと知れた、保証協会は、公的な機関で
中小企業の融資に対して「保証」を行っています。
企業が返済不能となったときには、保証協会が
企業に代わって、銀行に返済します。
この「保証」があるから銀行は、リスクの高い
中小企業へも融資することができるのです。
しかし、制度改正により、原則として、保証割合が
80%となりました。
これは、銀行も20%のリスク負担があるという
ことです。
20%のリスクがある以上、銀行も以前に比べて
中小企業に対する、保証協会融資の審査が
慎重になることは言うまでもありません。
また、そのリスクを金利に転換することも
あるでしょう。
ただし、昨今の「緊急保証」や「創業関連保証」
「小口零細企業向け保証」は、100%保証です。
ですから、企業にとって、保証協会融資を受ける
ことも、上記の100%保証以外は、ハードルが高く
なっているということが言えます。
保証協会融資は、保証協会が企業の決算書や
これまでの返済実績などを審査します。
保証協会が審査する書類の中には、
「信用保証依頼書」というものがあります。
これは、その保証付融資を申し込む銀行が
申込企業との取引状況や申込企業に対する
銀行の所見などを記載する書類です。
この「信用保証依頼書」を保証協会は参考
にしますから、企業にとっては、申し込んだ
銀行の融資姿勢が重要になってくるのです。
端的に言えば、銀行が積極的になってくれれば
保証協会融資も受けやすいということです。
次号にて、保証協会融資の種類について
お話しをします。
【中小社長のための豆知識】~資金繰り対応策
中小企業が銀行から融資を受けるさいに
最も定番なのが保証協会融資です。
保証協会と銀行の関係を知っておくことは
経営者として意義あることです。
言わずと知れた、保証協会は、公的な機関で
中小企業の融資に対して「保証」を行っています。
企業が返済不能となったときには、保証協会が
企業に代わって、銀行に返済します。
この「保証」があるから銀行は、リスクの高い
中小企業へも融資することができるのです。
しかし、制度改正により、原則として、保証割合が
80%となりました。
これは、銀行も20%のリスク負担があるという
ことです。
20%のリスクがある以上、銀行も以前に比べて
中小企業に対する、保証協会融資の審査が
慎重になることは言うまでもありません。
また、そのリスクを金利に転換することも
あるでしょう。
ただし、昨今の「緊急保証」や「創業関連保証」
「小口零細企業向け保証」は、100%保証です。
ですから、企業にとって、保証協会融資を受ける
ことも、上記の100%保証以外は、ハードルが高く
なっているということが言えます。
保証協会融資は、保証協会が企業の決算書や
これまでの返済実績などを審査します。
保証協会が審査する書類の中には、
「信用保証依頼書」というものがあります。
これは、その保証付融資を申し込む銀行が
申込企業との取引状況や申込企業に対する
銀行の所見などを記載する書類です。
この「信用保証依頼書」を保証協会は参考
にしますから、企業にとっては、申し込んだ
銀行の融資姿勢が重要になってくるのです。
端的に言えば、銀行が積極的になってくれれば
保証協会融資も受けやすいということです。
次号にて、保証協会融資の種類について
お話しをします。
【中小社長のための豆知識】~資金繰り対応策
Posted by 坂本勇治 at 07:17│Comments(0)
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