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Posted by あしたさぬき.JP at

銀行と日本政策金融公庫の違い

2012年08月03日

こんばんは。

昨夜、食事に行ったお店は
すごく美味しいのに

お客さんはガラガラでした。

経営とは難しいものですね。

さて、話は変わりますが

今回は、「金融機関の違い」

についてです。

大きく区別すると

民間の金融機関である「銀行」と

国の系列である

「日本政策金融公庫」です。

両者は

性格が違います。

目的の違いがあるからです

「銀行」は基本的に
営利を目的としています

そして、融資に関しては

一般の預金者から預かった

お金を運用(企業に貸出)して

利益を上げます。

なので、その責任からも

利益を上げる必要があります。

これに対し

「日本政策金融公庫」は

中小企業を育成し、強くすること

に大きな目的があります

なので、利益よりも

「中小企業育成」が主眼に
なります。

銀行も中小企業育成の目的が
ありますが

日本政策金融公庫ほど
ではありません。

ですから

「日本政策金融公庫」との

お付き合いを

しておくということは

企業経営をしていく上で

意義のあることなのです。

もちろん、銀行がダメという
ことではないですよ

両者の考え方を
理解したうえで

上手に付き合っておく

融資を受けて
事業を拡大しようとする

可能性があるなら

銀行だけと付き合うより

「日本政策金融公庫」とも

付き合っておくべきだと
いうことです。


上手な開業資金調達のご相談はダウン

         三和会計事務所 坂本勇治
          TEL 087-862-6715

  


Posted by 坂本勇治 at 22:13Comments(2)政府系金融機関

旧国金の考え方

2009年09月18日

日本政策金融公庫 国民生活事業
従前の国金です。

旧国金は、政府系金融機関ですから
中小企業の事業の発展を支援することが
目的です。

銀行等とはかなり違った考え方を
持っています。

企業が融資を申し込むさいの審査に
その特徴が現れてきます。

まず、企業の決算書の見方が違います。

少し大袈裟ですが、旧国金担当者は、売上
ぐらいしか見てないと言うこともできます。

そして、融資先の管理はほとんど行いません。
貸しっぱなしと言うこともできます。

重要視するのは、旧国金での返済実績です。

旧国金での借入金の返済が半分以上進んで
おり、月商以下程度の融資申込であれば
赤字企業でも融資が可となる場合も多いのです。

しかも、現在は、セーフティ貸付を推進して
いますから、旧国金での返済が半分以下しか

進んでいなくても、その借入の返済も含んだ
融資をする借換えも積極的に行っています。

ただし、旧国金は詳細な企業分析や融資先管理
をしない分、担保や保証人を要求します。

融資申込金額が2,000万円を超えれば
まず、担保を要求されるでしょう。

そして、第3者保証人を取らない融資制度も
定着してきていますが、新規取引の場合は

やはり、第3者保証人を付けることを勧める
傾向があります。

結局、第3者保証人を付けた方が、審査を
有利にすることになるのだと考えられます。


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Posted by 坂本勇治 at 07:27Comments(0)政府系金融機関

旧国金融資を攻略する

2009年08月19日

旧国金(日本政策金融公庫 国民生活事業)
は、旧中小公庫と統合されましたが
融資業務は、従前通り、別々に行われています。

旧国金は、中小企業にとっては、長期の固定金利
での借入ができる大変、頼もしい金融機関です。

特に、長期の運転資金が比較的業績が悪くても
借入できるところが良いところです。

旧国金は、政府系金融機関であり、中小企業を
支援することが目的であることがその理由です。

しかし、旧国金も、なんでもかんでも貸してくれる
というものではありません。

初めての取引であれば警戒しますし
創業資金の場合には、一定の基準等を
クリアする必要があります。

創業資金のポイントは、
・自己資金があること、もしくは担保が提供
 できること
・業界での経験があること
・無担保であれば、良い保証人を付けれること
・良質な事業計画があること 等です。

第3者保証人をつけない場合は上乗せ金利を
払えば良いとは言われますが、創業資金の

融資に関して、業界経験が浅く、自己資金も
なく、担保もない場合は、やはり、第3者保証人
の有無・質もポイントとなるでしょう。

ただ、そのウエイトは高くなく、その他のポイント
の方が重要です。

すでに事業を行っている企業に関しては
決算書の内容や資金使途、返済原資が

重要なことは銀行等と同様ですが、旧国金の場合
取引実績が大変、ポイントとなります。

これは、ある意味、審査の作業を効率化する
意味もあるでしょう。

物理的に、旧国金は、1店舗に対する
融資申込の数が大変多いからです。

取引実績は、以前に完済していれば
ベストですが、現状過去の借入を返済中でも

6割程度、返済が進んでいれば、テーブルに
乗ります。逆に、返済が4割程度しか進んで
いなければ、テーブルに乗らないかもしれません。

ただし、現在は、セーフティ貸付として借換え融資も
積極的に行っていますので、返済が充分進んで

いなくても、新規の融資を含めて1本化することで
対応してくれる可能性があります。

取引実績は、完済後、数年間経過すると
新規とみられる場合もあるので

完済後、間を空けないタイミングで融資を
受けておけば、比較的スムーズに融資を
受けることができるでしょう。

旧国金は、前述のとおり、長期の運転資金を
融資してくれる、困った時の出し手に

なってくれるので、付き合っておく価値は
あります。

勘違いされても困りますが、旧国金は
取引実績があれば、多少、業績が悪化
していても、比較的融資してくれる
金融機関なのです。


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Posted by 坂本勇治 at 07:29Comments(0)政府系金融機関