銀行員と付き合う?

2009年07月27日

銀行員は異動の多い職種です。

企業の銀行担当者も、長くても3年程度の
付き合いになります。

支店長にいたっては、長くて2年程でしょう。

経営者にとっては、無愛想とか、横柄だとか
無関心とか、ソリが合わない担当者に
なることもあるでしょう。

企業に対して親身になって、企業に良い提案を
してくれる担当者に出会うことは、まれです。

基本的に担当者にそれだけの時間的余裕が
ないこともあります。

しかし、銀行員の態度に腹を立てても良いことは
ありません。

少し、不愉快な言動をされても、「そういう人種だ」と
あきらめて、大人になった方が無難です。

担当者と付き合うとは思わずに、「銀行」と付き合って
いるというように考えてください。

担当者を選ぶのではなく銀行を選ぶのです。

銀行取引に関しては、人的要素で取引を
選択するのではなく、冷静に、コストと
パフォーマンスで判断するのです。

金利や融資形態、将来の資金調達の
可能性などを考慮して取引の成否を判断
すれば良いのです。

担当者の提案が、企業にとって有利ものを
提案している可能性は、ほぼ「ゼロ」に近いと
考えても良いでしょう。

もちろん、良い担当者もいますから、すべて
そうだとは言いませんが、そのように思って
いる方が、腹も立ちません。

ですから、複数のBKと付き合うことに意味があり
その中で、合見積もりを取れば良いのです。

特定の1銀行から融資を受けたい意思があったと
しても、他の銀行からも見積もりを取るのです。

そうすれば、最初の担当者の提案は、コロコロ
変わることがあります。そういうものなのです。

取引相手が、自行しかいないという風には
思わせないことです。

銀行取引はクールにいきましょう。


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