自社の担保設定状況

2009年06月24日

不動産をいくつか所有している会社の社長は
どの不動産がどの銀行の担保に入っているのか

ということを、把握していない場合があります。

借入金融機関が複数ある場合は特に
分からなくなってきます。

銀行員に聞いても、満足な説明は期待できません。
複雑な場合は特にです。

不動産登記簿謄本をみれば、おおむね分かるのですが
登記簿は見方が非常に困難なので、通常の人が
見ても、理解できません。

このような会社に対しては、一覧表を作成させていただいて
います。

どこの不動産が、どこの金融機関に、いくら担保されて
いるのか、順位はどうなっているのかなどを

把握しておくことは、銀行融資取引を行なっていくうえで
大変重要です。

謄本の見方は、ここでは書ききれないため割愛しますが
ポイントは以下です。

抵当権と根抵当権の違いを知る。

順位の見方を知る。順位の意味するところを知る。

極度額の意味を知る。

条件担保の状況の有無を知る。(これは、銀行と保証協会の
契約です。なので、謄本を見てもわかりません。銀行員に
聞く必要があります。)


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Posted by 坂本勇治 at 12:11│Comments(1)担保
この記事へのコメント
どの担保に入っているかというのは良く把握しておかないとダメですよねぇ。。。
しっかりしないといけませんね!
Posted by 不動産 at 2009年06月30日 15:38
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    コメント(1)